AKB~動画再生回数トップ10(歴代)

順位 曲名、発売年、動画 解説
「恋するフォーチュンクッキー」

2013年8月
(平成25年)

 動画→

2億1333万回

センター:指原莉乃

AKBで32枚目のシングル。略称は「恋チュン」。昭和のレトロな感じもあるディスコ調の歌。 1970年代の米国のソウルミュージック的な雰囲気が漂う。 それまでのスピーディな曲と違う、ややゆったりめのテンポ。 この曲のセンター・ポジションを選ぶ総選挙で指原莉乃(さしはら・りの、愛称「さっしー」)が1位になった。 このため、総合プロデューサーの秋元康は当初予定していた曲の路線を変更したとされる。 指原にとって初めてのセンターとなった。

歌詞では、自分に自信がもてない女の子の切ない恋心を歌う。 同時に、恋愛などの日常がうまくいっていない人たちにエールを送る応援歌のような要素もある。 「人生捨てたもんじゃないよね」といった歌詞は、 過去の交際スキャンダルによる苦境から這い上がってきた指原だからこそ、より説得力を持って受け止められた。

ダンスの振り付けはパパイア鈴木が担当した。 「おにぎりダンス」と呼ばれる親しみやすい動きが人気となった。 動画サイトでダンスビデオを募集したことも話題に。

発売初日で100万枚突破のミリオンセールスを記録。 ネット配信(ダウンロード)でもAKBの歴代トップ。 カラオケランキングでは「365日の紙飛行機」に次ぐ2位で、 まさにAKBを代表するシングルといえる。

衣装(Amazon)→
「ヘビーローテーション」

2010年8月
(平成22年)

 動画→

1億6755万回

センター:大島優子

2010年の総選挙で1位になった大島優子が初めてセンターに立った曲。 大島が「ワン、ツー、ワン、ツー、スリー、フォー!!」と絶叫して始まる。 オリコンのカラオケランキングで43週連続1位となり、歴代最長を記録。AKBの知名度を大きく高めた。 公式ビデオでメンバーが見せるセクシーなランジェリー姿も話題を呼んだ。

超ロングセラーとなった作品でもある。 2年4か月という長期間にわたって「オリコンチャート」の200位以内にランクインし続けた。

衣装(Amazon)→
「Everyday、カチューシャ」

2011年5月
(平成23年)

 動画→

8572万回

センター:前田敦子

前田敦子が主演した映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(略称:もしドラ)」の主題歌。

衣装(Amazon)→
「フライングゲット」

2011年8月
(平成23年)

 動画→

8309万回

センター:前田敦子

CD販売枚数が162万枚を超え、 総選挙の投票券が付いていないシングルの中で最高となった。 ネット配信(ダウンロード)でも100万件を突破した。 曲名の略称は「フラゲ」。

ラテン調のノリの良いサウンドが人気を集めた。 イントロからサビ、間奏にいたるまで真似をしやすい振り付けも好評だった。 ライブでもカラオケでも盛り上がる。 本作で初めてのレコード大賞を受賞した。

衣装(Amazon)→
「ポニーテールとシュシュ」

2010年5月
(平成22年)

 動画→

7834万回

センター:高橋みなみ、前田敦子

2010年の総選挙の投票券付きのシングルとして発売された。 オリコンのシングルチャートにランクインした週数は86週で、 AKB48の曲の中で「ヘビーローテーション」の次に多い。
「365日の紙飛行機」

2015年12月
(平成27年)

 動画→

6499万回

センター:山本彩(さやか)

AKB48として異色の素朴なバラード。 アコースティック・ギターを使い、フォーク調になっている。 女子中学・高校生からシニアまで、幅広い層に好まれた。 カラオケでも、AKB48の曲の中で最も人気が高い。

センターに起用された山本彩(さやか)は当時、NMB48に所属していた。 歌唱力には依然から定評があった。 テレビの音楽番組などでは、生でちゃんと歌う部分が大幅に増やされた。 また、山本彩が一人でギターの弾き語りを披露することもあった。 それによって、口パクに厳しい視聴者からも支持された。

NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌として制作された。 毎朝のドラマで流されたこともあり、老若男女に幅広く浸透した。 歌詞には「つらいことがあっても、必ず朝が来るんだ」というメッセージが込められているという。

CDシングルとしては「唇にBe My Baby」のカップリング曲として収録された。 唇にBe My Babyを上回る人気を集め、ロングヒットになった。 ネット配信のダウンロード件数は50万件を上回った。
「真夏のSounds good !」(真夏のサウンズ・グッド)

2012年5月
(平成24年)

 動画→

3335万回

センター:前田敦子

夏らしいアップテンポな曲。2012年夏にAKBを卒業した前田敦子の最後のシングル。

AKB48史上最多となる36人の選抜メンバーが参加した。 前田(当時20歳)、大島優子(当時23歳)、柏木由紀(当時20歳)らエース格に加えて、前年2011年6月に結成された「チーム4」から 島崎遥香(当時18歳)ら7人が加わった。 さらに、NMB48の城恵理子(当時13歳)、前年11月に劇場デビューしたばかりのHKT48の兒玉遥(こだま・はるか、当時15歳)ら次世代のメンバーも合流した。

ミュージックビデオ(MV)では、メンバー36人がキュートなビキニ姿を披露。 グアムの海ではしゃぎ回っている。 NMBの渡辺美優紀(当時18歳)が柏木由紀に人工呼吸するシーンなどが話題になった。

26枚目のシングル。2012年の日本レコード大賞を受賞。 前年の「フライングゲット」に次ぐ2連覇を果たした。

2012年3月に行われた埼玉県のさいたまスーパーアリーナでの公演2日目で初めて発表された。 シングルCDには特典として、6月6日開催の「選抜総選挙」の投票用シリアルナンバーカードが付いた。 200万枚売れた。